November.16.2021
PHOBOS
PHOBOSは”生命体”のような曲線をイメージしながらデザインされました。その前にリリースされたDEIMOSで使った技法を使いながら、少しグロテスクな人間の臓器や腱にインスプレーションを受けたと言います。確かにDEIMOSよりもデフォルメされた生命感を感じて頂けるでしょう。 こういった特殊な曲面はなかなかマシーンで表現することが出来ないので、どうしてもクラフトマン達の手仕事によって実現されます。GROOVERはこういった丸みのある曲面の風合いを持ったモデルが多いのですが、日本でもこういった技術がある工場は殆どありません。日本でも手作業で曲面を作り出すことが出来るメガネ工場は僅か数軒しか残っていないと思います。ですので、海外のバイヤーにGROOVERはとても響くのでしょう。恐らく見たこともない、カッティングがそこにあるのだと思います。
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